資産運用の始め方
目次
Ⅰ 資産運用を始めるまでの全体ステップ像と詳細
Ⅱ 資産運用の仕組み・種類(注意点)
Ⅲ 資産運用を始めたその後について
Ⅰ.資産運用を始めるまでの全体ステップ像と詳細
① 資産運用口座を開設する金融機関を選ぶ
まず第一ステップは、どこの金融機関で資産運用をしようかを決めることです。
金融機関と言っても大きく二つに分けられます。一つは銀行、もう一つは証券会社です。
それぞれのメリット・デメリットを以下の図で確認して、選びましょう。
② 口座開設の手続き準備
準備とは、大きく二つで、申込資料を請求することと、必要書類を準備することです。
申込資料の請求は各金融機関が資料請求フォームを用意しているので、必要事項を入力して、送信するだけです。所要時間は10分もあれば完了します
参考)
楽天証券資料請求フォーム(https://account.rakuten-sec.co.jp/AccountCreate/mailFormInit.do )
SBI証券の資料請求フォーム(https://m.sbisec.co.jp/eatiw011?_scpr=int_pr1%3d191015_lp_acopen_btn_01 )
もう一つの必要書類の準備については以下の参考リンク先をご参照ください。ちなみにここで躓く人を今までに何十人も見てきました。「資産運用を始めたいんだけど」と相談してきた人の半分はここで断念して、未だに始められていません。準備ができたら、自分自身の行動力を褒めてあげましょう。
参考)
SBI証券口座開設の流れ(https://go.sbisec.co.jp/account/sogoflow_01.html?id=id01 )
③ 口座開設の手続き実施
準備ができたら、あとは手続きをするだけです。
郵送や店舗に行って書類を提出すれば、手続完了です。
数日後に口座完了通知書が届きます。
IDとパスワードが記載されていますので、HPやアプリよりログインします。
④ 資産運用口座への入金
次に、資産運用口座へ実際に運用資金を入金します。
資産運用口座の開設手続きの際に、預金口座との紐づけも行っていると思うので、そこから出金して、資産運用口座へ入金します。
資産運用口座へ入金しただけでは、運用は始まりませんので、ご安心ください。
ただ、最初は小さな金額でやってみることが重要なので、10万円以下からスタートする方が多いです。
⑤ 金融商品の購入
最後に金融商品を購入する手続きをすれば、資産運用スタートです。
株であれば1分1秒、投資信託であれば1日ごとに値動きが発生します。
少額でも値が動くことを体感することが、本当に大事ですので、まずは実際に購入してみて下さい。
Ⅱ.資産運用を始める際の3つのポイント
① 無くなっても良い金額で始める
実際には、購入した金融商品の値段がゼロになることはほとんどありませんが、ゼロになっても良い金額で始めましょう。
なぜなら、最初に損をして、資産運用が嫌いになったり、自分は向いていないと判断してしまったりして、続けられなくなってしまうからです。
ヒトは増える喜びよりも減る悲しみの方が度合いは大きいと言われています。
ちなみに損の影響は得の2倍だそうです。
損をしても将来何十倍、何百倍にするための勉強代だというつもりで始めましょう。
参考)
https://business.nikkei.com/atcl/report/16/122600095/042800008/?P=2
② 始める前に購入する金融商品が上がる何かしらの根拠を持つ
前提として、(相場が下がることで増える商品ではなく)絶対に下がると思って買う人はいないと思いますが、上がりそうだと判断した根拠を持ちましょう。
ただし、難しく考える必要はありません。ニュースで景気が良いとやっていたから、この企業のサービスが良いと思ったからなどの理由で良いと思います。
ただ、何も考えずに何となくや、人にすすめられたからというのだと、自分の投資判断力が鍛えられないので、おすすめしません。
③ 毎週、上がった要因、下がった要因を分析すると決める
もちろん、始めた後に分析してみようと決めても良いのですが、初めに決意しないと行動しないケースが多いです。
相場を見るのが好きで、分析も苦ではないと考える人は続くのですが、多くの方は買いっぱなし、ほったらかしになってしまいます。
したがって、最初に、毎週金曜日に振返りをしようと決めておく方がおすすめです。
この振返りの積み重ねが、自分自身の力になりますので、これをしないと資産運用を始めるメリットがほとんどなくなると言っても過言ではありません。
ただし、振返りも難しく考えずに、トランプ大統領が中国との貿易について批判をしてNY市場が下がったから、下がったのかなというような簡単な推測で良いです。
実際に、正解は誰にもわかりませんし、むしろ正解が存在しないのが相場です。
結果に対して、原因を考えること自体に価値があるので、ハードルは低めに設定して、習慣化しましょう。
Ⅲ.資産運用を始めたその後について
一度、まずは資産運用を始めてみて、市場に参加することが非常に大事ですし、それができない人はたくさんいます。
なので、資産運用を始めた方は、その行動力に自信を持ってください。
とはいえ、資産運用を始めたからには、得をしないと、その行動は正当化されないと思います。
売ったり買ったりは自由にできるようになった、ではその後、しっかりと資産形成をしていくためにはどうすれば良いのかについて、別の機会で書いていきます。→「資産運用に必要な二つのスキル」
ここが成功と失敗の大きな分かれ道であるので、ご参考になる内容で書いていきたいと思います。
Life is Good 人生を今より豊かにしましょう
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