300万円トクする生命保険の入り方
目次
- そもそも生命保険って入った方がよいのか
- いつ入るのがよいのか
- 入るとしたらオススメの商品はあるのか
- 入り方次第でこんなにもおトクになるのか
そもそも生命保険って入った方がよいのか
そもそも生命保険って入った方が良いのかは、迷いますよね。家・車に並び、人生における高い買い物の3つの指に入ると言われますし、生命保険は無理やり入らされるイメージもあるので、良いイメージがありません。
結論として、生命保険はほとんどの人が入るべきです。入らなくてよい人は、①現在身寄りがいなくて、将来、結婚もしないと決めている人、②人生これから働かなくても生活できるくらい資産のある人のどちらかの人だけです。なぜなら、自分に万が一のこと(死亡や高度障害など)が起こったら、家族が生活できなくなってしまうからです。
結婚して家庭を持っている方はもちろん大変ですが、独身の方でも高度障害になって、働けなくなったら、誰が面倒見てくれますか?おそらく親御さんなどご親族の方ですよね。病状によっては年間数百万円の治療費がかかり続けることもあります。
そんな自分に万が一のことがあったときのために生命保険はあるのです。逆を言うと、生命保険の目的は、万が一のときに家族の生活を守ること以外にはありません。当たり前のように聞こえるかもしれませんが、トクする人生を送る際に、この目的を忘れないことが重要になります。
生命保険はいつ入るのがよいのか
結論として、上記で説明した①、②に該当しない方は、いち早く加入するべきです。なぜなら、生命保険は早く入れば入るほどおトクだからです。
例えば、25歳で65歳までの40年間払う保険料の総額は、55歳で65歳までの10年間払う保険料の総額より安いのです。これは生命保険の商品設計上の原則から言えることです(厳密に言えば、25歳の人が55歳になったときに市場環境などが全く当時と同じことはありえないので一概には言えませんが)。
したがって、いつか入るのであれば、今すぐに加入することを検討しましょう。
入るとしたらオススメの商品はあるのか
結論として、無解約返戻金型逓減定期保険に加入するのがオススメです。漢字ばかり並んで良くわかりませんね。要するに、解約してもお金が返ってこず、亡くなる年齢が高くなるにつれて、もらえる死亡保険金が減っていく生命保険です。
これだけ聞くと、「保障が全然手厚くない」、「メリットが薄い」と感じるかもしれませんが、この型の保険の最大のメリットは支払う保険料が非常に安いということです。
安ければよいというわけではないというお声があるのはわかりますが、生命保険に加入する目的は十分達成できます。目的とは、万が一のときに家族の生活を守ることでしたね。これ以上もこれ以下もありません。
例えば、60歳になり、子供の学費も払い終え、貯蓄もそれなりにある状態で亡くなった場合、家族は資金面で困りますか?多少は困ると思いますが、もうすぐ年金ももらえる年齢ですし、数千万円も必要ないことがほとんどです。一方で、30代で亡くなった場合はどうでしょう?奥様は時短勤務でお子様もまだこれから育ち盛りでお金も莫大にかかります。
亡くなった時期に応じて、残された家族が必要な分のお金を用意してあげられるのが、無解約返戻金型逓減定期保険なのです。また、保険料を安くした分、豊かな生活を送ることができますし、実は確実に20%トクする資産運用をすることもできます(別途執筆します)。
入り方次第でこんなにもおトクになるのか
30歳で65歳までの保障期間がある①定期保険(保障額が一定)と②逓減型定期保険に加入した際の違いを見てみましょう。保険金額は30歳で亡くなった場合、どちらも6,000万円(これくらいは家族を守るためには必要なため)で、そこから①は一定で65歳まで6,000万円、②は65歳までに減っていきます(45歳で4,023万円、58歳で2,188万円)。
月々の保険料は①の場合、約14,000円、②の場合、約8,000円でその差は6,000円。年間で72,000円、35年で252万円の差です。さらに、その6,000円を20%おトクにする方法があるので、月々1,200円、年間で14,400円、35年で約50万円おトクになります。252万円と50万円足して約300万円おトクになります。
参考)②は、2020年9月5日時点 三井住友海上あいおい生命HP契約例より(https://www.msa-life.co.jp/lineup/teigen/index.html)
まとめ
- 一生一人で生きている人、ものすごい大富豪でなければ生命保険は入りましょう
- いつか入るのだから、今すぐ検討しましょう
- 無解約返戻金逓減型定期保険がオススメ
- 入り方次第で約300万円トクする
Life is Good 人生を今より豊かにしましょう
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